事例のご紹介
資金繰りの悪化による倒産と自己破産 東京都葛飾区
東京都葛飾区在住 Uさん 58歳 自営業
奥様 子供2人 残債3,200万円
ご相談の内容
葛飾区にお住いのUさんは、金融機関に担保提供して事業資金の資金調達をしていたのですが、その事業が行き詰まると同時に資金繰りが悪化し、倒産して事業資金が返済不能になってしまいました。不動産を売却して返済をしたいとの事で相談に来られました。出来れば、子供が2人居るのでどちらかに購入してもらい、住み続けたい。もし、無理なら任意売却で売却したいとの事でした。
解決方法
現状、競売の申し立てがされていましたので、早急に任意売却の手続きに入らせていただきました。対応方法は、なるべく希望に添えるような形で検討しました。今のままでは、親子間売買は債権者に了解してもらえないので、まず、協力してくださる不動産会社に売却し、所有権移転後に子供に売却して、所有権を子供に移転することで、ご自宅に住み続ける方法を提案しました。無事決済を終える事ができ、子供に所有権が移りUさんご夫妻はご自宅に住むことができました。売却後の残債が大きかったのと、奥様も連帯保証人になられてたので自己破産の申請をされることを進めました。
順調にいっていた会社が、突然の取引先の倒産により行き詰ってしまい、日々何かと資金調達にと頑張られていたのですが、精神的にも不安になり、眠れない毎日だったそうです。「今回ご相談させていただき自宅を失わずに本当に感謝しています。これで、ゆっくり眠る事ができます。」と仰っていただけました。
事業経営者は景気の波があるので、資金繰りに日々大変な思いをしていることだと思います。今回、息子さんに所有権を移転し、ご自宅に住み続ける事が出来ました。ご相談者様のご希望に添える事ができて良かったです。
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