事例のご紹介
妻の医療費と住宅ローンが重なり滞納 東京都昭島市
東京都昭島市在住 Hさん 64歳 無職
妻 子供1人(独立) ローン残債1,300万円
ご相談の内容
東京都昭島市にお住いのHさんは現在64歳、会社員として40年以上勤務し4年前に退職されました。パート社員としてですが雇用延長も決まり、住宅ローンは72歳まで残っていましたが給料と年金、そして貯蓄で十分に返せると思っていました。しかし、2歳年上の奥様が胃がんで入院。医療費がかさみ、貯金はみるみる減っていきました。やがて、住宅ローンの返済も滞るようになり、代位弁済通知書が届いた段階で当社にご相談いただきました。
解決方法
Hさんのご自宅の謄本を確認すると、住宅ローン以外にも消費者金融からの借入もあることが発覚。さらに固定資産税も滞納されていました。早急に、債権者と連絡を取り合計の残債務を確認したところ、自宅を売却することでほぼ全額が返済できることがわかりました。債権者の了承を得て売却を開始、最終的には残債務以上の価格で売却することが出来ました。Hさんは当社の「引越しサポート」をご利用いただき、奥様が入院されている病院の近くの賃貸住宅へお引越しをされました。家賃は独立した息子さんが支払いをしてくれているそうです。医療費負担の心配があるため、職安だけでなくシルバー人材センターへも登録しました。あまり多くはありませんが、年金以外の収入ができ、貯金もできるようになりました。Hさんは、自宅を売却することで住宅ローンを含むすべての債務が完済できたため、結果的には任意売却ではなく、通常の不動産取引となりました。現在は、シルバー人材センターを通して清掃のお仕事も見つかったそうです。
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